横浜を中心にレンタルアクアリウムを行っています
アクアシュシュの武宮です。
水槽設置から、毎月3~4回の定期メンテナンスを行います。
いつ観ても綺麗で癒される、そんな水景をご提供します。
リラックス効果や集客効果があると言われているアクアリウムは、様々な場所で活躍します。
例えば、店舗・事務所・オフィス・各施設など
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こんにちは。
今回は、外部式フィルターの特徴とメリットについてお話しします。
これからアクアリウムを始めようと考えている方の参考情報になれば幸いです。
もくじ
- そもそもフィルターって何?
- フィルターってどんな種類があるの?
- 外部式フィルターの特徴
- メリット・デメリット
- こんな方におすすめ
そもそもフィルターって何?
水槽の水を綺麗にろ過する機材です。
お魚などの生体がいる水槽の水は、エサの残りや糞で次第に汚れていきます。
そのままにしておくと、生体にとって有害なアンモニアなどが出て、お魚などはいずれ弱って死んでしまいます。
また、見た目にも汚れてくるので美観を損ねてしまいます。
それを防ぐ機材のことをフィルターといい(ろ過装置ともいいます)
お魚たちにとっての生命維持装置になりますので、重要な機材となります。
フィルターは二つの方法で水を綺麗にします
ひとつは、目に見えるような汚れをとる物理ろ過で綺麗にします。
スポンジやウールマット※などで、汚れを濾しとるイメージです。
※樹脂でできた繊維質です。
もうひとつが、バクテリアの力を使った、有毒物質を無毒化させる生物ろ過と呼ばれるものです。
そのため、バクテリアを生息させるろ材というものが必要になってきます。
ちらも水を綺麗にすることに変わりないですが、特に生物ろ過にしっかり働いてもらうことが重要になります。
フィルターにはどんな種類があるの?
外部式、外掛け式、底面式などいろんな種類があります。
簡単なイメージを説明をするとこんな感じです。
外部式
水槽の横や下(キャビネット)に設置するタイプ。
最もスタンダードなろ過装置かも。
60㎝水槽で迷ったらこれ。
外掛け式
水槽の縁にかけるだけの簡単設置。
お値段も安いので初めての方にいいかも。
ただしろ材の量が少ないので、30㎝くらいの小型水槽向。
底面式
底砂の下に敷いて使うタイプ。
底砂がフィルターの役割をします。
装置も安くてろ材もいらないので、最強フィルターと呼ぶ人も多い。
外部式フィルターの特徴
では、今回メインで取り上げる外部式フィルターについて掘り下げていきましょう。
特徴
写真の赤い点線に沿って汚れた水が入り、ろ材を通過し綺麗になった水が水槽に戻っていきます(青い点線)
外部式フィルターのヘッド部分にポンプが付いているので、その動力を使い水を循環させます(メーカーによってポンプ場所は異なります)
流れている水は基本的に空気に触れないので、酸素が溶けこみません。
(排水口をシャワーパイプなどにして波立たせると酸素が入ります)
最近のモデルはモーター音も殆どなくとても静かです。
初心者からベテランまで幅広く使われるシステムですので、各社サイズや機能別にいろんなモデルを発売しています。
メリット・デメリット
メリット
品数が豊富
各社いろんなラインナップを出しており、純正からサードパーティ品までパーツも豊富にあるのは嬉しいです。
音が静か
とにかく静かです。夜中のモーター音とか気になりますが、静かなモデルは本当に静かです。
ただしメーカーによって多少の違いはありますので、口コミなどで調べておいた方が良いです。
※エーハイム社製品のモデルはどれも静かです。
水草育成向き
酸素が溶けこみにくいので、CO2を必要とする水草育成には最高のシステムです。
デメリット
エアレーションが必要の場合がある
酸素が溶けこみにくいので、魚やサンゴ、夜の水草には向きません。
そのため、エアレーションなどで酸素を溶け込ませる必要があります。
(ブクブクを使ったり、シャワーパイプで水面を波立たせると酸素を取り込むことができます)
外部式フィルターに大きなデメリットはないかもしれません。
メンテナンスに関しては、大変と感じる人もいれば、他と変わらないと思う人もいます。
こんな方におすすめ
淡水の水草育成を楽しむのであれば、無条件で外部式フィルターをおすすめします。
また、超大型水槽を検討中の方(150㎝以上)、サンゴをばっちり綺麗に育てたい方、超小型の可愛い水槽(20リットル未満)を飾りたい方以外は、外部式フィルターをおすすめします。
そのくらい、外部式は淡水・海水問わず相性が良いフィルターです。
というわけで、今回は個人的に好きな外部式フィルターについてのお話しでした。
またいつか、別のフィルターについてもお話ししたいと思います。
それではまた。楽しいアクアリウムライフを(^o^)丿
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