ゼンスイ プロテインスキマーQQ1の問題点と解決方法

qq1 サンゴ・海水魚

こんにちは。

今回は、ゼンスイから出ている外掛けプロテインスキマーQQ1を約1年間使用して分かった事をお伝えしようと思います。

まず、このQQ1はとても繊細だということが分かりました。

ネットの口コミの一部に、泡が上がらないとか、泡戻りが凄いとか、音が凄いとか目にすることがありますが、私もその現象を経験しました。

ただ、全て設置やメンテナンス時の僅かな不備が原因でしたので、その時の原因と解決方法をお伝えしていきます。

もくじ

  • 泡が上がらない時の原因と解決方法
  • 音が煩い時の原因と解決方法

泡が上がらない時の原因と解決方法

魚に餌を上げた直後、水槽に手を入れた直後、ポンプを止めた直後、水槽のメンテナンス直後などはっきりした原因は分かりませんが、この直後30~60分位は泡が上がりません。恐らく瞬時に水質が変わり泡に粘土が無くなるではないかと思います。

こんな時の解決方法は、待つのみです。30~60分もしたら泡も元気よく上がってきます。それでも稀に上がってこない時がありますが、その時は一旦スキマーの電源を切り30分程待ちます。そして改めて電源を入れると勢いよく泡が上がることがあります。それでもダメならまた待ちましょう。

カバーがちゃんと閉まっていない時も泡上がりは悪いです。そんな初歩的なミスと思うかもしれませんが、紛らわしい作りになっていてカバーが閉まっていると思ったら実は少しズレていたなんて事があります。見た目には分からないレベルのズレで、固定ネジを付ける時にいつもより違和感があるので、そこで気付くレベルです。

こんな時の解決法は、とにかくちゃんと閉めるだけです。

泡戻り防止スポンジの劣化で、泡上がりが悪くなります。このスポンジは時間の経過と共に劣化し、私の場合は半年くらいで約2/3の大きさになっていました。
そのため、排水の抵抗が小さくなり泡が上がりませんでした(上がりますが、勢いが失われます)
そして、こうなると水槽への泡戻りも凄いことになります。

こんな時の解決方法は、スポンジは消耗品として定期的に交換をします。
私の場合はほぼ毎週掃除をしていたので、スポンジの劣化も早かったのだと思います。
2/3になっていたときはビックリしました。

モーターパーツの取り付け間違いでも泡上がりは悪くなります。インペラーシャフト用の樹脂製ワッシャーの取り付け位置を間違えたばかりに、泡上がりの能力が半分程度まで落ちました。
掃除の際は、意識して覚えていないと1/2の確率で間違います。

こんな時の解決方法は、覚えておくです。ちなみにワッシャーはプロペラ側に付けます。
磁石側に付けると泡が上がらず、また分解して戻さなくてはいけません。

音が煩い時の原因と解決方法

モーターパーツの取り付け間違いが原因で煩くなります。先ほどのワッシャー位置を間違えたときは、今まで聞いたこともないような音がしました。特に最初の呼び水作業の時がひどかったです。

こんな時の解決方法は、モーターパーツを再確認して正しく取りつけるです。
ちなみにモーター自体の音というより、モーターの激しい振動に容器が共振している音だと思います

音に関しては、このくらいです。モーター自体はDCなのでとても静かです。

さいごに

とても繊細なプロテインスキマーですが、能力はしっかりしています。
オーバーフロー水槽以外で60㎝前後のサンゴ水槽なら、お値段的にもQQ1がおすすめす。

また何か、発見があれば情報を配信していこうと思います。

それではまた。楽しいアクアリウムライフを(@^^)/~~~

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