Kevin PhillipsによるPixabayからの画像
こんにちは。こんかいはライブロックについてお話したいと思います。
アイキャッチ画像は綺麗だったのでお借りしました。
ライブロックとはサンゴが化石化し長年海のミネラルをたっぷり含んだもので、海水水槽をやるうえでレイアウト的にも浄化作用的にもあった方がよい岩のことです。
弱ったライブロック
ライブロックは多孔質なので、バクテリアの他にもカニやシャコ、貝類など小さな生き物たちも住んでいます。それだけ生き物たちにとって大事な存在なのですが、中には輸送中の過酷な環境でバクテリアや生き物たちが息絶え、そのままライブクロックの中に閉じ込められ時間の経過とともに腐ってしまう事も珍しくありません。
その状態で水槽に入れると水を浄化するどころか汚してしまう原因になってしまいますので注意が必要です。
信頼あるショップさんでの購入をおすすめします
本水槽に入れる前には必ず、臭いや重さを確認し数日間のキュアリングを行います(キュアリングの時間ややり方は人それぞれです)
臭いはとても重要で、健康なライブロックは無臭か微かに磯の香がする程度ですが、臭いがキツかったり腐敗臭がするものはキュアリングを念入りに行い腐敗物を取り除くか、取り除けなければ思い切って諦めることも必要になってきます。
そうならないためにもライブロックはショップで直に選ぶのが望ましいですが、そうもいかない場合は、口コミや信頼のあるネットショップさんで購入することをおすすめします。
今はYouTubeで〇〇ネットショップで購入したといったような動画配信もされていますので参考になるかと思います。
ライブロックは生き物
名前の通りライブロックは生きた岩ですので、水槽環境が悪いと徐々に衰退していくこともあります。強すぎる光や富栄養な環境ではコケも生えやすく色も黒く変化したります。そうなると石灰藻も増えず見た目にもよろしくないので、定期的に降り積もった汚れ(デトリタス)をブラシや水流で取ったり水換えをしてあげることが必要です。
思い切ってデスロックにする方法も
それでも変色や悪臭、コケが酷い場合は思い切ってデスロックにして再利用する方法もあります。
写真のライブロックは黒く変色してコケの温床になっていたものですが、思い切ってデスロックにしている最中の物です。
やり方はシンプルで屋外に数週間放置しておくだけで、雨風や日光で汚れを流し真っ白にしてくれます。
デスロックという名前の通り、バクテリアをはじめ全ての生物がいなくなった岩となります。
使い方はライブロックと同じです。ただ岩肌が真っ白なので、綺麗なライブロックの土台として見えない所に置くが多いと思います。
再びライブロックになる?
そしてこのデスロックは再び石灰藻バリバリのライブロックになるのか?を試してみたいと思っております。過去にデスロックを使ったことがないのでどうなるかは分かりませんが、適切な環境が揃えば可能だと思いますので長期的に挑戦してみたいと思います。
この結果はいつかお伝えできればと思います。
それではまた。
コメント