エメラルドグリーンクラブとは海に住む数センチ程度のカニです。
熱帯魚と同様に観賞用に飼う場合もありますが、殆どはコケを掃除する生体として水槽に入れているのではないでしょうか。
目安として60㎝水槽に2~3匹程度入れておくと、大抵のコケは食べてくれるそうです。ただ入れすぎると今度は食べるものが無くなり餓死してしまうこともあるとか。
価格は1,000~1,600円/匹と安くはないですが、かなりメジャーなコケ取り生体として人気があります。
評判が良い
また、こエメラルドグリーンクラブは魚や健康なサンゴに対し危害を加えないだけでなく、ハサミを使ってコケをハムハムする姿が愛らしいととても評判が高いです。
力がすごい!
信じられないかもしれませんが、2㎝程度の小さい体をしながら実はすごい力持ちなんで、自分の何十倍、何百倍(これは言い過ぎ?)といった大きなライブロックを前足を使ってズラしたりするんです。
ライブロックやサンゴを落としまくり
力があるのはいいのですが、私の水槽はライブロックやサンゴをボンドで固定はせず、凹凸を利用して組んでいるだけですので、夜行性の彼が活動するたびにライブロックやサンゴの落下が頻繁に起こりました(夜中にゴトッと崩れる音がします^^)
最初はしょうがないと思っていたのですが、いよいよサンゴに被害が出始めてきたので対策を考えることにしました。
コケ取りの恩恵はあまり感じなかった
それでも、仕事をちゃんとしてくれれば良かったのですが、ツマツマしている愛くるしい姿を見せてくれないどころかコケも殆ど減っておらず、最終的にショップに引き取ってもらうことも考えました。
お互いの想いは通じるのか!?
ただ、せっかく縁があって我が家に来たわけなので、ショップに引き渡す前に何か良い方法がないかと色々考えた結果。
ちゃんとお互いの価値観を認め尊重しあえば、もしかしたら想いが通じるのではないかと思い、水槽に向かいエメラルドグリーンクラブが潜んでいるであろうライブロック辺りを見つめて心の中で『狭い水槽の中ではさぞ窮屈だろうけど、私はあなたに出来る限りの自由と食べ物を分けるので、水槽のレイアウトを崩すことは止めてほしい。そうでなければあなたとお別れしなくてはいけない』と呟き一瞬心が通じたように感じました。
翌朝
しっかりライブロックが崩れていました。しかもサンゴの被害付き。全然心通じていませんでしたぁ。
後日、ショップに持っていきお別れすることに。
結構動きが早く、捕えようとしてもライブロックや底砂に隠れてしまうので 捕まえるのも一苦労でした。
どうやって捕獲したかはまた別の機会にお伝えしようと思います。
というわけで、我が家の水槽とエメラルドグリーンクラブとの相性は合いませんでした^^
エメラルドグリーンクラブを飼ってみたいという方は、ぜひ参考にしてください。
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