硝酸塩が下がった?!

試験薬サムネ サンゴ・海水魚

PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

こんにちは。今回は硝酸塩のお話です。
魚たちから出た有毒なアンモニアはバクテリアによって分解され最終的に無毒に近い硝酸塩になります。この硝酸塩は無毒に近いとはいえ蓄積するとサンゴや魚にダメージを与えてしまうので、なるべく抑えたいというのが一般的かと思います。

レッドシー 硝酸塩プロテストキット

硝酸塩は試薬を使うと数値化できるので、多いのか少ないのか簡単に調べることができます。
※レッドシーの硝酸塩プロテストキットは細かい数値まで測れるのでおすすめです。
※最初は楽しく測れますがそのうち飽きてきます(;^ω^)テヘッ

考えかたは人それぞれ

数値に関しては人それぞれ考え方があり、可能な限りゼロに近づけた方が良いという人もいれば、ある程度あった方が良いという人もいます。
どちらが正解なのか分かりませんが、サンゴや魚たちが生きいきしていればどちらでもいいかなと私は思っています。

土壌バクテリアは効果あり

我が家のメイン水槽は10ppm前後です。これはサンゴ飼育にはやや高いと言われている数値です。そこで硝酸塩を下げるために色々試してみたところ土壌バクテリア(土壌バクテリアの効果は?を参照ください)で2~3ppmまで落とすことに成功しました!
※ちなみに、自宅水道水の硝酸塩濃度は4ppmです。

それ以降は下がることもなく2~3ppmで安定してきたので、測定は暫くお休みすることにしました。
それから数か月後、ふと硝酸塩のことが気になったので久々に測ってみると、

なんと!0.5ppm!念願の1ppmを下回っているではありませんか!
なんど測っても翌日、翌々日測っても0.5ppmで安定していました!!(^^)!

硝酸塩が下がった原因は?!

硝酸塩が下がった原因は何なのか?土壌バクテリアでもそこまで下がらなかったので、水が出来上がったとしか言いようがないのですが、とにかく0.5ppmなのは間違いありません。
調子に乗ってサブ水槽も測ってみると、なんと0.5ppmではないですか!以前は16ppmくらいあったのに。スキマーも無い、ろ材も少ないサブ水槽でも0.5ppmということは、いよいよ水槽の神降臨かと思い始めたその時!
なぜか水道水を調べたくなり、そして硝酸塩を測ったら。。。まさかの0.5ppm(・_・;)アレ?

一瞬横浜の水が綺麗になったのかな?と思いたかったのですが、どうやら試薬の長期間放置で効果が無くなっていたみたいです。。。どうりで試薬が湿気ているなぁとは思ったんですよね(;^ω^)
というわけで、硝酸塩が下がったのは試薬の劣化が原因でした。

数値化で管理するのは一時ストップに

これを機に新しく試薬を買おうとも思ったのですが、魚やサンゴ、水の色を見ていたら、生き生きとしている感じが直接伝わってきたので、暫くは試薬に頼らないアクアリウムライフを楽しもうかなと思い買うのを止めました。

さいごに

水槽の健康状態を数値化して管理することはとても便利だと思います。ただ数値ばかりに気を取られてしまうと足元をすくわれることもあるので、感覚を研ぎ澄まして状態を把握することも大事かなぁと思った今日この頃です(^-^)

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